2013年4月18日木曜日

ルーツ「アロマブラック」400gボトル缶の「王道」(?)要素

JT(日本たばこ産業株式会社)のニュースリリースによれば、

香り高い“王道” ブラックボトル缶コーヒー
ルーツ「アロマブラック」400g ボトル缶
4月29日より全国でリニューアル発売

だそうです。これですね↓↓


缶コーヒーは、外出時や休憩時間の大事な友だち。

しかしこの報道資料でどうしても引っかかるのが「王道」という表現なんですよね。今回のリニューアルで「ルーツを共同展開するキーコーヒー社の特許技術を活用したJT独自の焙煎技術『アクアロースト』を採用することで、柔らかな口当たりと澄み切ったコクを引き出し、より一層香りを楽しめるようにしています」と書いてあります。

「焙煎開始時に水を使用する」と、王道の缶コーヒーができちゃうんですか?

缶コーヒーっていったらUCCですよね。かの有名な世界初のミルク入り缶コーヒー『UCCコーヒー ミルク入り』。この系譜が王道かもしれないわけです。

個人的には選び抜いたコーヒー豆を直前に挽いてドリップし、ブラックで飲むのが一番とは思っていますが、缶コーヒーの世界観はまたカップとは異なるし、価値観は十人十色。それでもいいから「王道」と言い切るには、それなりの要素を持ってきて、消費者をうならせてほしいものです。

今のところ、この缶コーヒーの「王道」主張には異議あり。

としておきます。

[ニュースリリースタイトル:JT、缶コーヒー『ルーツ「アロマブラック」400gボトル缶』をリニューアル発売 発表日2013年4月17日]