ウェルシアでは、薬や応急処置のためのアイテムが買えるのはもちろん便利なのだが、最近一番じっくり見て回るのが食品コーナー。ドラッグストアの食品コーナーなんて、とバカにしてはいけない。
ウエルシアでお菓子をGETする
いや、語弊があるかな。GETといってももちろん購入だ。サークルKサンクスがファミマになってしまった際、大好きな高千穂牧場の「カフェ・オ・レ」が一時消えて落胆したのだが、その足でウェルシアに行ったら冷蔵コーナーに置いてあって、にんまり。それにしても、よくマーケティングされているなぁと感心する。(※ファミマでもその後、高千穂のカフェオレは復活。)
そのお菓子、太郎
掘り出し物はあるかなーと探していて、目が釘付けになったのはこれだった。
夕方の薄暗い部屋で撮ったため、明るさ調整してもやや飛んでいるがご勘弁を。
なんと、景気よく200gも入っている。
うまい
ちょっとかりんとうテイストでもある。見て分かる通り、一片一片は小さい。不揃いだが、長さ3㎝弱かと思われる。歯ごたえはしっかりめで、噛むと、カリカリと音がする。過不足ない適度な甘さと、ほんのり感じる塩味。油分。これらが相まって、ブラックコーヒーを一層おいしくしてくれる。コーヒーにミルク・砂糖を入れる入れないはもちろん嗜好の問題だが、十分甘いお菓子を食べるときには、やはりブラックがおススメだ。
ハチミツ二郎との関連性
パッケージの表面に、
ウサミ
とあり、その下に大きく
太郎
と表示されているので、てっきり「太郎」というお菓子だと思い、我が家では知り合って以来「太郎、太郎」と呼んでいたが、あるとき家族が「太郎じゃないよ。裏を見てごらんよ。”はちみつ太郎だよ”」というから驚いた。いや、できることなら太郎のままにしておきたかったが、裏面を見ると現実を突きつけられた。たしかに「蜂蜜太郎」と書いてある。
ここで私の中に疑問が湧きあがった。「東京ダイナマイトのハチミツ二郎氏は、蜂蜜太郎が好きすぎて、あの名前にしたんじゃないか!?」というものだ。そうなれば、蜂蜜太郎とハチミツ二郎は兄弟である。
しかし、どんなにググっても、私の調べた範囲では、兄弟の杯を交わした証拠は発掘できなかった。
蜂蜜太郎よ永遠に
こんな小見出しをつけると安易で、原案は、星条旗よ永遠なれとか、ストロベリー・フィールズ・フォーエバーか、とか自分でツッコミを入れてしまうのだが、実際のところ素朴な気持ちである。
製造している 「株式会社宇佐美製菓」さんは名古屋の会社だ。昔、リサーチャーだった私は、毎日統計データとにらめっこしていて、ある日、愛知県が駄菓子の生産日本一であることを知った。あの瞬間のときめきは今も忘れない。
「蜂蜜太郎」は、駄菓子と呼ぶにはあまりにも「駄」なところがない。いや、どの駄菓子も大衆の生活を愛おしみながら作られているという点でとても尊いのだが、蜂蜜太郎に「駄」は似合わない。
紅茶にもお茶にも
筆者は今日、コーヒーの前提で書いたが、蜂蜜太郎は、他の飲み物にも合う。紅茶・緑茶だけでなく、おそらくはマテ茶にも、ルイボスティーにも、ミントティーにも、もっと言えば、白湯にすら合うだろう。宇佐美製菓さんに感謝しつつ、今日は徳島コーヒーワークスさんのモカ・イルガチャフェとともにいただく。この記事を書いているうちに、すっかり冷めてしまったが。
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