2017年4月7日金曜日

コーヒーの国別生産量データ(国際コーヒー機関の統計より)

 コーヒーの国別生産量のデータを少し見てみたいと思ったのだが、国連の統計だと2013年のものまでしかまとまっていない。困ったなぁと思い探してみると、国際コーヒー機関 International Coffee Organization にあった。ありがたいことに、2016/2017のデータまである。

 今日は時間の余裕がないので、羅列的にデータを紹介するだけになってしまうが、4月収穫グループ、6月収穫グループ、10月収穫グループ別になっているデータを並べ替えてみた。このうち、今日は昨年10月収穫グループについて載せておこう。

■10月収穫の各国コーヒー生産データ


 下記の通り、単位は60㎏入袋×千。コーヒーの生豆は、麻袋(またい)に入っている。この麻袋で、単位:千袋ということになる。同じ国でも、収穫期の違うものは別集計になっているため、最上行右の合計数字は、飽くまで10月収穫の集団についての合計だ。(R/A)というのはおそらく、ロブスタ種がアラビカ種より多い、という意味ではないかと思うが、未確認であることをご了承いただきたい。


■10月収穫グループの生産量トップ10


 ベトナム:2,550万袋、コロンビア:1,450万袋、エチオピア:660万袋、ホンジュラス:593万4千袋、インド:533万3千袋、ウガンダ:380万袋、グァテマラ:350万袋、メキシコ:310万袋、ニカラグア:210万袋、コートジボワール:200万袋。トップ10の国の中で、ロブスタ種だけを作っているのはコートジボワールのみ。ウガンダは、ロブスタ種だけでなくアラビカ種も作っている。10月収穫のみの数字とはいえ、6位に位置していることに驚いた。

 とりあえずここまで。後日加筆修正するかもしれない。


 
International Coffee Organization
International Coffee Organization
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